内湾沿線(新竹県) 〜客家料理のケンキュウ 内湾線 (1)客家料理のケンキュウ 客家料理の特徴は、塩辛い、酸っぱい、味が濃い、といわれています。これは、勤勉な客家人たちの体力 回復を効率良く補うためと考えられています。また、よそもの、という彼らの境遇から、非常時に備え、 保存食として、塩漬け料理も多い。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 台湾の料理は、各地でいろいろ体験したつもりのワシでしたが、この客家料理についてはまだ遭遇してい ませんでした。竹東と内湾で、できるだけ多くの客家料理を食べマクりました!・・・・・・・・・・・ 1.竹東・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
新福飲食店 (地図A)
新竹県竹東鎮商華街41巷10號(商華市場内)
TEL 03-596-2462

竹東の客家料理店としては、となりの清和飲食店とと
もに、有名なお店。メニューも4、50種類あり、迷
うほど。2階に大きな丸テーブルの部屋があります。
グループの客が多いのかも。
ワシが店の人に各料理の材料を質問していたら、店の
奥からおじいさんが出てきて、日本語で親切に教えて
くれました。(調査日:07.02.12)
客家小炒
代表的な客家料理。青い野菜は、芹菜(セロリ)です。
他にネギ、イカ下足、豆干(干した豆腐。揚げ天ぷらの
ようなシコシコ感がある。)など。醤油と砂糖、酒で炒
める。150元(570円)・・・・・・・・・・・・
酸菜肚片湯
酸菜(塩菜)、エノキダケ、豚モツの入ったスープ。酸
菜とは、白菜を発酵させた酸っぱい漬け物。何も知らず
にスープを口に含んだところ、んん、酸っぱい!珍しい
料理にビックリニンマリのワシ。50元(190円)
東海小吃店 (地図B)
新竹県竹東鎮東林路
(地図B)

竹東駅から東林路をそのまま歩いていくと、この店に
ぶつかる。
小吃店なので、上の新福飲食店ほど、メニューは多く
ないですが、軽食的な客家料理はそろっている。擂茶
湯圓もやっている。(調査日:07.02.11)
湯[米反]條
このあたりの麺料理には、米粉(ビーフン)の他に客家
料理の[米反]條があります。要は米粉のきしめん。具
は豚肉、豆腐、ニラなど。(汁もの)と(焼うどん
風)とがあります。どちらも美味!40元(150円)
客家湯圓
湯圓、しいたけ、細切豚肉、ニラ、パクチーなどが入っ
たスープ。これはあっさりとしたスープ。酸っぱいわけ
ではない。湯圓とは、白玉のこと。これ、普通の白玉よ
やわらかく、もっちりしている。40元(150円)
[米反]=米へんに、反という日本語に無い漢字です・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2.内湾・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
葉媽媽
新竹県横山郷内湾村中正路115號
TEL 03-584-8306

観光客も多いので、中正路には、多くの客家料理屋が
並んでいます。
新福飲食店ほどではないが、メニューの種類も多い。
店の前に各料理の写真が出ていてわかりやすかったの
で、ここに入りました。(調査日:07.02.12)
湯米粉
新竹は、米粉(ビーフン)で有名。日本のスーパーにも
よく売られています。客家料理ではありませんが、名物
なので掲載しました。極細の米粉の食感がいい。ニラ、
もやし、細切豚肉、かつお節など。40元(150円)
薑絲炒大腸
これおすすめ!代表的な客家料理。絶対食べるべし。
大腸、生姜、唐辛子など。口に入れてびっくり!これも
酸っぱい!でも酢と生姜の加減が絶妙。作るのが難しい
のだとか。大腸がプリップリ!100元(380円)
まだまだ客家料理の種類はあります。それはまた次の機会にするとして、今回、短時間で主なものは、口 にできたかと思います。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 冒頭、客家料理は、塩辛い、酸っぱい、味が濃い、と書きましたが、どうだろう?台湾で食べた他の中華 料理や、台湾料理と比べて、さほど塩辛さや、味の濃さ、というのはそれほど感じなかったのですが…。 料理の種類によるかもしれない。他に、豚や魚料理もあるようなので、それらは味が濃そうです。・・・ でも、酸っぱい、というのは、体験できました薑絲炒大腸は、ウマかった!・・・・・・・・・・・・ 内湾沿線(新竹県) 〜客家料理のケンキュウ へ戻る 台湾のケンキュウ へ戻る アジア小僧がゆく(TOP)へ戻る