4.ルアンプラバン安宿ライフ


ルアンプラバンでは、３つの安宿（ゲストハウス）に泊まった。安宿、といってもそんなに
施設や環境が劣悪なわけではない。宿泊するのに最低限の設備はある。ベッドは大きいし、
清潔。シャワーはお湯も出るし、天井には大きなファンもついている。                  
ラオスでは、最近、続々とこのようなゲストハウスが建てられてきており、比較的きれいな
宿も多い。特に世界遺産で観光客の増えてきたルアンプラバンでは、町のあちこちで建築途
中のゲストハウスをよく見かけた。                                                  
鶏鳴や、虫の音、自然の風が入り込む、こんな庶民的な宿、ゲストハウスに泊まって、現地
の空気を味わってみるのもなかなかいい・・・                                        




＜１.気づいたこと＞
これまで、アジア各国で安宿には泊まってきたけど、特にここルアンプラバンで気づいたことはというと・・･

 

      
１）宿の玄関では必ず靴を脱ぐ
  これまでアジアの安宿で靴を玄関で脱ぐ、というのは
  ここラオスくらいしか覚えがない・・・
  気候の関係なのか、仏教の関係なのか、地方に多い高
  床式住居の関係なのか？
  （右写真、鶏がいるところが宿の玄関）

２）朝早くから鶏の鳴き声で起こされる！
  宿の近くにはなぜか、鶏がウロウロしている。早朝か
  らこれらが一斉に鳴き始めるのだ。３時頃から鳴いて
  いた鶏もいたなあ。目覚ましいらずというか、迷惑と
  いうか・・
 

      
３）ベッドが広い（ダブル）
  おそらく合理的な意味で、１人用の部屋を作っていな
  いからだと思うが、案内される部屋はどこも、ダブル
  ベッドの部屋ばかり。１人だとベッドを広々と使えて
  快適！
 （ていうか男２人のときは、一緒に寝ろってことか？）

４）お尻用シャワー付き
  洋式トイレが設置してある宿には、お尻用ミニシャワ
  ーがついている。（右写真）これもこれまでのアジア
  の安宿にはなかった設備だなあ。
  宿が比較的新しいということと、気候が暑いというこ
  と、そして欧州からの観光客が多いということが、こ
  れらの設備の設置につながっているんじゃないかなあ。





＜２.ルアンプラバンのゲストハウス＞
ワシが泊まったゲストハウス。これらのゲストハウスのおよその場所は、ルアンプラバン・マップに記載して
あります。                                                                                        
 

      


      
１.ヘリテージ・ゲストハウス
Heritage  Guest  House

      


      

 ●住所：Sisavangvatthana  Rd.
 ●電話：071-252537

 ＜泊まった部屋＞
 ●料金：65000キープ（\910）
 ●設備：ホットシャワー、洋式トイレ、扇風機
 
 ＜メモ＞
 ●王宮博物館の通り沿いのレストランが集中して
   いる辺りにあり、観光にはいい場所にある。
   朝、近所の寺から、読経や鐘の音で目覚めさせ
   てくれる。（起こされる？）




      
２.チトラトダ・ゲストハウス
Chitlatda  Guest  House

      


      

 ●住所：Ratsavong  Rd.
 ●電話：071-212227

 ＜泊まった部屋＞
 ●料金：38850キープ（\540）
 ●設備：ホットシャワー、洋式トイレ、
         天井ファン
 
 ＜メモ＞
 ●タラートダーラー近くの、プーシー山の裏手に
   ある。こじんまりとした家族的な宿。受付のロ
   ビーで、家族や近所の人が、よくテレビを見に
   集まっていた。




      


      
３.ヴォンヴィオンティ・ゲストハウス
Vong  Vionti  Guest  House

      


      

 ●住所：Phou Vao  Rd.
 ●電話：不明

 ＜泊まった部屋＞
 ●料金：20000キープ（\280）
 ●設備：共同ホットシャワー、共同洋式トイレ、
         天井ファン
 
 ＜メモ＞
 ●プーバーオ通りのムアンスアホテルの近く、
   やや路地に入ったところにある。
   シャワーやトイレは各階ごとに共同になるが、
   特に不便さもなく、快適。中心街からやや離れ
   てはいるが、その分、静かで落ち着ける。
   何と言っても、安さが魅力。





＜３.ウドムサイのゲストハウス＞
ルアンプラバンから北へ約１５０ｋｍ（バスで約５時間）の、ウドムサイで泊まった宿。ルアンプラバン
よりは、標高が高いため、比較的過ごしやすかった。参考までに、ルアンプラバン以外の宿も、下記に紹
介しておきます。                                                                              

      


      
コンチャイ・ゲストハウス
Kongchai  Guest  House

      


      

 ●住所：Oudomxay  Muangxay  Rd.
         Bouamfeuang  Village
 ●電話：081-211141

 ＜泊まった部屋＞
 ●料金：30000キープ（\420）
 ●設備：ホットシャワー、ラオス式トイレ、
         天井ファン
 
 ＜メモ＞
 ●メインの通りからやや入ったところで、この
   宿を見つけた。２階からは、緑の広場が一望
   でき、子供たちがサッカーをしている様子や、
   牛が草を食んでいる様子が眺められる。

      

  これがラオス式のトイレ。一応、水洗なのだが
  用を足したあとは、下の赤いバケツに水をため
  て、トイレに流す。



以上、ワシはこんなゲストハウスに泊まってました。８月だったので、もしや
夜はエアコン（エアコンがあるゲストハウスもある）がいるか？と思っていた
が、全然そんなことはなく、扇風機も必要なく、快適に寝ることができた。  
トータルの感想として、ラオスのゲストハウスは、安くて快適！だ。ただ、鶏
に目覚めさせてくれる（起こされる）のが、おまけとしてついてくるが・・・



（以上、2000年8月現在での情報です。）


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