2年前に、タイ・ラオス・ミャンマー国境越えの旅をおこなったとき、ラオスへは、
2日だけ入国したことがあった。フエサイという、メコン川沿いのほんの小さな村だ
ったのだが、その素朴な印象が、再び今回のラオス旅行へといざなった。          
今回は、街自体が世界遺産に認定されている、古都ルアンプラバンに「のんびりと」
滞在することを楽しみに、首都ビエンチャンへ降り立った・・・                  

 

      
１.ラオスでのんびりと？



      


      
ビエンチャン、ワッタイ国際空港には、午前９
時半頃に到着。空港から外へ出ると、ムワッと
した暑さを感じる。
数人のタクシーの運ちゃんがまとわりついてき
たが、私はすぐ国内線でルアンプラバンに飛び
たかったので、真っ先に空港内のチケットカウ
ンターへ行き、昼の便を獲得した。
出発までに時間があったので、タクシーの運ち
ゃんに、ヴィエンチャン市内の観光スポットを
案内してもらうことにした。
案内代は、100,000キープ（約1,400円）で、ち
ょっと払いすぎの感あり。ラオスへ着いて、初
めての料金交渉だったため、為替計算の感覚
がつかめず、ついＯＫしてしまった・・・
（左写真が、そのタクシー）

      


      
タクシーの運ちゃん。35歳くらい？
なかなか親切に案内してくれた。笑うと香港の
映画スター、ユンピョウに似ている。



      
    下図の名称をクリックして下さい！

    
    
    
    
    
    
    
    




      
（１〜４は下記写真の地点）
ビエンチャンは、メコン川沿いに広がった、ラオスの首都だ。ところが、中心街を歩いてみると、思わ
ず「首都ぉ？」と口から発してしまうほど閑散としている。人が少ない、車が少ない、商店も少ない。
どこか田舎の町を歩いている気にもなってしまう。ただし「活気のない町」と一言でかたづけられない
魅力がこの町にはある。                                                                      
ビエンチャンとは「月の都」という意味だそうだ。日中は、出歩きたくなくなるほどの暑さになるが、
日が沈み、暑さがやわらぐと、メコン川沿いの屋台へ出て、ビールを片手にメコンの川面に写しだされ
る月をながめて、静かに時をすごせるところがいい。                                            





      


      


      
(1)メコン川沿いの屋台
川岸にいくつもの屋台が並んでいる。

      
(2)ファーグム通り
川沿いの広い通り。メコン川は画面の右側。




      


      


      
(3)セタティラート通り
木陰が続き、寺院が多い。ふつうの小さ
な通りで、とても首都の通りには見えな
いので、初めてここを訪れたときは思わ
ず「ココって町はずれ？」と思った程。

      
(4)サムセンタイ通り
ここが一応ビエンチャン中心街のメイン
の通り。宿、食堂などは、数えるほどし
かない。閑散としているが、喧騒なとこ
ろを避けたい私にはうれしいくらいだ。


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