山と川と田園の風景〜花東公路 走行編(2)
台湾、台湾、台湾、自転車旅行、自転車旅行、自転車旅行 <3日目・4日目の走行コース>
3日目(2004年8月14日)
     コース   :安通温泉〜奇美〜瑞穂
     走行距離:約50km
     内容       :全体の距離は短いが、秀姑巒渓(川)沿いのアッ
                      プダウンの道がきつかったデ。冷たい物を飲みす
                      ぎで、へばってたワシ。
     宿泊       :瑞穂 高賓旅社


4日目(2004年8月15日)
     コース   :瑞穂〜花蓮
     走行距離:約83km
     内容       :ゴール地点、花蓮に向かっての最終ラン。川幅も
                      次第に広がり、雄大な地形に。感慨深いラン。
     宿泊       :花蓮 海洋飯店
<3日目 安通温泉〜奇美〜瑞穂> 安通温泉から瑞穂までは、30kmほどなので、ふつうに走れば2〜3時間で到着するのだが、瑞穂に は、瑞穂温泉紅葉温泉があるので、どちらかで泊まりたかったワシは、寄り道をすることに。瑞穂 の少し手前に、分岐点があり、海岸山脈を突き抜ける川、秀姑巒渓沿いの村、奇美まで行くことに。

安通温泉飯店の前にて。安通温泉の宿はここ
と、もう1軒がある程度。出発はいつも10
時頃に。もっと早く出りゃ、涼しいのに。。

瑞穂には昼すぎに着いたので、駅前で麺を食
べた後、秀姑巒渓へ。(上画像)川沿いの道
はアップダウンがきつく、もうヘロヘロ。。

秀姑巒渓沿いのアミ族の村、奇美に着。秀姑
巒渓は、切り立った渓谷を削り抜ける急流。
上画像のように、ラフティングで有名でス。

奇美から引き返し、瑞穂へ。しかし瑞穂温泉
はどこも満室。一軒宿の紅葉温泉(上画像)
も満室。今日は土曜なので客が多いのでス。
<2日目 瑞穂〜花蓮> 昨日は温泉宿泊にこだわり、瑞穂温泉地区のホテルをあちこち探しまくったのでスが、どこも満室。 結局あきらめて瑞穂駅前に戻り、高賓旅社という旅館に泊まったワシ。台湾で温泉宿に泊まるときは 土曜など休日前は、避けた方がいいでス。台湾でも温泉人気は高くなってきているんでス。 翌日、いよいよ最終地点、花蓮に向かってのラン。まもなく着いてしまうというもったいなさと、こ れで台湾東海岸の道路を北から南まで完走する、という達成感とが入りまじるワシ。残りの行程をじ っくりと味わいながら、ゆっくりゆっくりとペダルをこぐのでした。

2時頃、瑞穂と花蓮の中間地点、鳳林の公路
公園にて休憩するワシ。日中は暑くてたまら
ないので、日陰で昼寝することにしていた。

月眉村の冷飲・檳榔の店にて。上のおじさん
や86歳のおじいさんと日本語で会話。ゆっ
くり!ゆっくり!という別れ際の言葉に感激

花蓮に向かって流れる花蓮渓(川)が眼下
に広がる。水量は少ないが、川幅がめちゃ
広く、向こう岸に行きたい場合は一苦労。

花蓮大橋。これを越えれば、前方はいよいよ
花蓮。夕陽とともに感慨深い思い。達成感と
さみしさも。台湾をチャリで走るのも最後?
とうとうゴールしてしまったワシ。これで台湾東海岸は、北は宜蘭県の礁渓から、南は最南端、屏東 県の墾丁まで走破したことになる。東海岸は、台湾の中でも田舎の地域にあたるので、車の交通量は 比較的少なく、チャリにとっては走りやすい。また絶壁の海岸線や、牧歌的な田園地帯など、地形の 変化にも富み、走っていて楽しい。途中に温泉地区が数多くあるので、宿泊の楽しみもある。   し、しかしワシ…。これまでもそうだったが、台湾自転車ランでは、いつも悩まされている大問題が ありまス。ホント、何とかならないか?台湾政府にお願いしたいほどだ。 …そう、下のような野良犬どもだ。ワシがチャリで走っていると、突然数匹の凶暴な野良犬どもが、 うなり声をあげながら襲ってくるのだ!今回のランでも3〜4回ほど襲われ、こわい目にあった。 「アーーー!!」何度大声をあげたことか。ぶるぶる震えるワシ。 台湾では、田舎へいけばいくほど、このようなつながれていない犬が多くいる。じ、実はワシ、走っ ているときは常に数個の石を用意してたんや。野良犬に遭遇したときは、自転車上からこれを投げつ けてやるんや。全然当たらへんかったけど。クソーー、犬め。 こわいんやっちゅうに!
行く手を妨げる数匹の野良犬。進まれへんやないケ!近くを通り過ぎようとすると、猛然と追いかけ てくるんや。一匹だけやないデ。数匹が徒党を組んで襲ってくるんやデ。特に全身黒いヤツが凶暴。 次へ 山と川と田園の風景〜花東公路 へ戻る アジア小僧がゆく(TOP)へ戻る