「オレ流 対 ワシ流」 沖縄プロ野球キャンプレポート (2004.02.21) 2月21日から23日までの3日間、ワシは、昨年の8月以来、再び沖縄本島をチャリで回ってき ました。沖縄をさらに満喫したかったからなんでスが、実は、前回チャリで回りそこねた南部を制 覇しておきたい、というのがそもそもの動機でした。しかし前述のとおり、せっかくのチャンスな ので、走行コースをプロ野球キャンプ地めぐりに変更したんでス・・・。 さて、各地のキャンプ地へ向かうため、那覇のホテルを出発する前に、地元の新聞でキャンプ情報 を調べたワシ。それはキャンプ地の場所の確認だけでなく、休日の確認もでス。というのも、各チ ームとも週1日は、休みがあるからなんでス。調べたところ、いずれのチームも、この日は練習を やっていることがわかった。 ただ、日本ハムのキャンプ地、名護は、那覇から60kmほど離れて遠いため、訪れるのはあきらめ ることにした。うむ、新庄が見られないのは残念・・・。 実は、当日は午前中まで雨が降っていたため、那覇を出発したのは雨が止んだ昼ころ。まずはヤク ルトがいる、那覇のとなりの浦添へ。チャリで、2〜30分ほどで浦添運動公園に到着。 この日は実は、この浦添の球場で、日本ハムとの練習試合だったのでス。ところが雨でグラウンド ・コンディションが悪いため、中止となっていた。 選手たちは、屋内練習場で、バッティング練習などに取り組んでいたのでス・・・・・・・・・。
ヤクルト スワローズ 浦添運動公園
キャンプの日程ボード。休 日や練習試合日等が記載。
屋内練習場。大きなネット
を張ってバッティング練習
をしていたデ・・・・・。
サイン攻めの高井投手。キ ャンプ地めぐりのバスツア ー客が押しかけていたデ。
丘陵地帯にある、浦添運動公園から、チャリは坂道を下り、次は一転、海沿いにある宜野湾海浜公 へ。浦添の隣りの都市なので、15分ほどで到着。ここには横浜ベイスターズがいまス。 選手たちは、屋内練習場で練習をしていたが、こちらはグラウンドの水はけがいいのか、少々整備 をしたのち、選手たちが続々とグラウンドへ移動し、練習を始めていた。 山下監督が現れ、金城など主力選手たちはゆっくりとキャッチボール。その間、2軍の湘南シーレ ックスの選手たちが、高校野球のようにハツラツと声をあげて、守備練習。 観客席には、地元の人たちや観光客が、ぽつぽつと現れ、ゆったりと練習をながめていまス。もう 少し練習の様子を見ていたかったが、ワシの最大の関心、オレ流こと落合監督のいるドラゴンズの 選手を見逃してはいけないと思い、急ぎ、腰をあげたのでス・・・。
横浜 ベイスターズ 宜野湾海浜公園
室内でバッティング練習を する石井琢朗。球を見極め て、慎重に打っていたデ。
2軍の湘南シーレックス。
グリーンのユニフォーム。
ゆっくりとグラウンドに現 れた山下監督と選手たち。
国道58号をそのまま北上し、宜野湾のとなりの北谷(ちゃたん)へ。北谷公園も海沿いにありま ス。ここも15分ほどで到着。いよいよ中日ドラゴンズのワシ流チェックの開始でス。 実はここもグラウンド・コンディションが悪かったため、選手たちは、球場内の屋内練習場で練習 をしていた。しかも、報道陣もファンもシャット・アウト。ああ、ワシ流、ピンチ。 ファンたち、2、30人は、球場の出入り口付近に集まり、ブラブラとしている。よく見ると、そ の中には、取材と思われるが、ねじめ正一や、テレビ朝日の渡辺宜嗣アナもいた。彼らは中日ファ ンなのだ。 そこへ、別の場所で練習をしていた井上選手が、球場内の練習場へ入っていった。デカい。目が合 ってしまったワシ。興奮するワシ。 「おお、そういうことか。ここにいれば、選手たちが出入りするときに、間近で見ることができる ということか!」 ファンたちが、この出入り口にたむろしている訳がわかったワシ。しばらく待っていると、選手が 一人、二人と、少しずつ球場内から、大きなバッグを肩にかけて、出て来はじめた。 谷繁関川井上立浪、おお、川相までも・・・。彼らは、横付けされたマイクロ・バスやバン に、荷物を放り入れ、車内に乗り込み始めた。時刻は3時すぎだったが、どうやら練習は早く切り 上げ、ホテルへ戻るようだった。 おお、シャッター・チャンス!しばらくすると、川上岩瀬落合朝倉など投手陣も続々と出て きた。興奮するワシ・・・。
中日 ドラゴンズ 北谷公園
グラウンドは雨で不使用。
ニッコリ笑う谷繁
ファンに人気の関川
テレビでは、華奢に見える 岩瀬も、間近で見ると迫力 があり、コワそうなのダ。
実は選手たちよりも人気だ ったかも?大勢のファンに 囲まれる宇野コーチ。愛想 よくサインに応じてたデ。
ファンには見向きもせず、 あっという間に車に乗込ん でしまったオレ流こと落合 監督。クソー、撮りそこね たあ・・・。ワシ流完敗!
落合監督のオレ流の選手育成方法や、物の考え方は、選手たちにも評判がいいということを聞く。 今期、どこまで善戦するか、わからないでスが、期待していいかも。オレ流はあなどれない・・。 アジア小僧まんが日記へ戻る TOPへもどる